温湿布と冷湿布
2016/07/03
よくお客様から「温湿布と冷湿布のどっちを使ったらいいですか?」と聞かれます。
確かに温かい湿布と冷たい湿布、どちらを使ったらいいか悩みますね。
温湿布・冷湿布どちらを使っても肩や腰が楽になった痛みが消えたという方もいますね。
そもそも湿布にはどんな効果があるのでしょうか?
湿布には、消炎(炎症を抑える)と鎮痛剤(痛みを抑える)効果があります。
なので、温湿布・冷湿布共に肩や腰のコリや痛みがある部分に貼ることで、症状が緩和され楽に感じます。
「あれ?なら温湿布・冷湿布のどっちを使っても良いの?」と疑問になりますね。
基本的にはどちらを使っても炎症を抑える効果、痛みを抑える効果があるので好みで選んでも構いません。
そうなると「なんで温湿布と冷湿布の2種類があるの?」という疑問が出ます。
最初に戻りますね。
それは、温湿布と冷湿布に使われている成分の違いがあり
患部の状態により適している湿布を使えるようにするためです。
温湿布は
皮膚に温感を与えるトウガラシエキス
合成トウガラシのノニル酸ワニリルアミド及びニコチン酸エステルなどが含まれています。
成分を聞いても正直よく解らないですね!
簡単に説明すると、これらの成分は温めることで血管を拡げて血液の流れを良くし
肩や腰のコリ・痛みを改善するもの!という事です。
つまり、血行を良くすることで楽になる慢性的な肩こりや神経痛、腰痛などは温湿布が適していると言えます。
※温感湿布は皮膚刺激が強くかぶれやすいので、お風呂に入る30分~1時間前にはがしておくことが必要です。
冷湿布は サリチル酸メチル、メントール、ハッカ油などの冷感成分が配合されています。
冷感湿布が効果を発揮するのは、ぶつけて痛くなって腫れた時(打撲)や捻って腫れた時(捻挫)
肉離れ、ぎっくり腰など急激に痛みがでて炎症が起きている時です。
このように温湿布と冷湿布は体の状態により適した使い方があります。
体の状態を把握し、温湿布と冷湿布を使い分けていただく事で、より高い効果を感じることができます。
最後に
湿布は炎症や痛みを和らげるものであり、湿布を貼ってコリや痛みが無くなっても感じなくなっただけであり、治ったわけではありません。
コリや痛みは原因があり起きています。
湿布を使うだけでなく、コリや痛みの原因をつきとめケアする事も大切です。
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